和銅五年・七一二年成立

古事記

こ じ き

日本でいちばん古い歴史書を、
原文・現代語訳・やさしい解説の三段で。
神々の物語を、いまの言葉で読みなおす。

上巻 ― 神々の時代

天と地のはじまりから、天孫降臨、そして初代天皇の誕生へ(全十話・完結)

其の一

天地のはじまり

てんち の はじまり

混沌から天と地が分かれ、最初の神々が次々と生まれる。世界の幕開け。

其の二

国生み・神生み

くにうみ・かみうみ

イザナギとイザナミの夫婦神が、矛で海をかき混ぜ、日本の島々を生んでゆく。

其の三

黄泉の国

よみ の くに

死んだ妻を追って死者の国へ。見るなと言われた約束を破る、哀しい別れ。

其の四

天の岩屋戸

あめ の いわやと

太陽の女神アマテラスが岩戸に隠れ、世界は闇に。神々は知恵をしぼる。

其の五

八岐大蛇

やまた の おろち

追放されたスサノオが、八つの頭をもつ大蛇を退治し、娘を救う英雄譚。

其の六

因幡の白兎

いなば の しろうさぎ

皮を剥がれて泣く兎を、心やさしいオオクニヌシが救う。国づくりの神の物語。

其の七

オオクニヌシの国づくり

おおくにぬし の くにづくり

兄神の迫害と根の国の試練を越え、スクナヒコナと共に地上の国を築きあげる。

其の八

国譲り

くにゆずり

高天原が地上の国を求める。タケミカヅチの交渉と力比べ、出雲大社の由来。

其の九

天孫降臨

てんそん こうりん

アマテラスの孫ニニギが神器とともに高千穂へ。人の命が短くなった理由とは。

其の十

海幸彦・山幸彦

うみさちひこ・やまさちひこ

失くした釣り針を追って海神の宮へ。神武天皇へとつながる、神代最後の物語。

中巻 ― 人代のはじまり

初代・神武天皇の建国から、英雄ヤマトタケル、神功皇后まで

下巻 ― 人の世の物語

聖帝・仁徳天皇から、悲恋、剛勇の大王、そして古事記の結びへ

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物語をより楽しむための読み物

このサイトについて

『古事記』は和銅五年(七一二年)、太安万侶(おおのやすまろ)が 稗田阿礼(ひえだのあれ)の暗誦をもとに編纂した、現存する日本最古の書物です。 天地のはじまりから推古天皇までを、上・中・下の三巻にわたって記しています。

このサイトでは、上巻(神代)・中巻(人代のはじまり)・下巻(人の世)の 三巻を通して、心に残る有名な物語を、書き下し文の原文、 読みやすい現代語訳、背景や神々の関係をひもとく解説の 三段で紹介しています。現代語訳・解説は読みやすさを優先したやさしい意訳です。