百人一首

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これやこの行くも帰るも別れては 知るも知らぬも逢坂の関【百人一首解説10】

この百人一首を解説して下さい。これやこの行くも帰るも別れては 知るも知らぬも逢坂の関 この百人一首は、平安時代の歌人、藤原道信によって作られた歌です。以下に解説します。「これやこの行くも帰るも別れては」(序の歌)この歌は、恋愛の別れをテーマ...
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花の色は移りにけりないたづらに 我が身世にふるながめせしまに【百人一首解説09】

この百人一首を解説してください花の色は移りにけりないたづらに 我が身世にふるながめせしまに「花の色は移りにけりないたづらに」(hana no iro wa utsurinikeri naitazura ni)という部分は、直訳すると「花の色...
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わが庵は都のたつみしかぞ住む 世をうぢ山と人はいふなり【百人一首解説08】

この百人一首を解説して下さいわが庵は都のたつみしかぞ住む 世をうぢ山と人はいふなりこの歌は「百人一首」の一部で、日本の平安時代の歌人、紀貫之(きつらのまさかこれ)による和歌です。以下にこの歌の意味と解説を述べます。わが庵は都のたつみしかぞ住...
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天の原ふりさけ見れば春日なる 三笠の山に出でし月かも【百人一首解説07】

この百人一首を解説してください。天の原ふりさけ見れば春日なる 三笠の山に出でし月かも「天の原ふりさけ見れば春日なる」は、広大な夜空を見上げると、それが春日原(現在の奈良県)を思わせるという表現です。「春日なる」とは春日原に似ている、春日原を...
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かささぎの渡せる橋に置く霜の 白きを見れば夜ぞ更けにける【百人一首解説06】

この百人一首を解説して下さい。かささぎの渡せる橋に置く霜の 白きを見れば夜ぞ更けにける 全体の詩を日本語で意訳すると、以下のようになります:「かささぎ(鵲、またはカラス)が渡る橋に霜が置かれ、その白さを見ると、もう夜が深くなったことを実感し...
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奥山に紅葉踏み分けなく鹿の 声聞く時ぞ秋は悲しき【百人一首解説05】

この百人一首を解説して下さい。奥山に紅葉踏み分けなく鹿の 声聞く時ぞ秋は悲しきあなたが引用した歌は、「百人一首」の中からのもので、藤原敏行朝臣によって詠まれたものです。全文は次のようになります:「奥山に 紅葉踏み分け 鳴く鹿の 声聞く時ぞ ...
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田子の浦に打出でてみれば白妙の 富士の高嶺に雪は降りつつ 【百人一首解説04】

以下の百人一種を解説してください。田子の浦に打出でてみれば白妙の富士の 高嶺に雪は降りつつこれは「百人一首」の一つで、歌人は山部赤人(やまべのあかひと)とされています。この歌は、海辺から富士山を眺める情景を描いています。「田子の浦」は現在の...
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足曳きの山鳥の尾のしだり尾の ながながし夜をひとりかも寝む【百人一首解説03】

以下の百人一種を解説してください。足曳きの山鳥の尾のしだり尾の ながながし夜をひとりかも寝むこの和歌は、百人一首の中の第七十六番目で、作者は鎌倉時代の歌人・僧、藤原基俊(ふじわらのもととし)によるものです。まず、歌の内容自体について考えてみ...
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春過ぎて夏来にけらし白妙の 衣ほすてふ天の香具山【百人一首解説02】

以下の百人一首について解説してください。この歌は「百人一首」に収められている中でも特に有名な歌で、作者は在原業平とされています。「春過ぎて夏来にけらし白妙の衣ほすてふ天の香具山」という歌は、夏が訪れ、雪をかぶっていた天の香具山(あまのかぐや...
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秋の田のかりほの庵のとまをあらみ わが衣手は露に濡れつつ【百人一首解説01】

以下の百人一首について解説してください。秋の田のかりほの庵のとまをあらみ わが衣手は露に濡れつつ「秋の田のかりほの庵のとまをあらみ わが衣手は露に濡れつつ」の内容は、実際のところ、具体的な描写に基づいた一種の風景詩であると言えます。秋の田ん...